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鈴木陽風 個展「傍観者」大盛況のうちに幕を閉じました。
ご来場下さった皆様に心よりお礼申し上げます。

およそ3年ぶりとなった個展ですが
新作は18点、旧作を5点を展示致しました。
展示が始まる1月前くらいに
我が家の猫が逃げ出すアクシデントがあり
一時展示も止めようかとも考えましたが
楽しみにしていて下さっている方々を思い
何とか踏みとどまりました。
そんな中、新作を18点も作ったのも初めてのことだったし
我ながら何という逆境フェチ・・・とも思いましたが
むしろ、この制作があったから
心を保っていられたのかもしれないなとも思います。

今回の新作のほとんどのものは
かつて、マックス・エルンストが「百頭女」を作り上げる際
ひとつひとつのコラージュにキャプションを付けた様に
コラージュという偶然の出会いをもとに
ふと浮かんだ言葉を書としてそこに加えた作品を制作して参りました。

ゆえに、何を作りたいという主観はそこにはなく
傍観者となった私が、偶然の産物に出会い
あくまでも受動的に生まれた作品ばかりであります。

こんな手法の作品が多かった割には
展示としても、割とまとまった空間になったのではないでしょうか。
コラージュだけの展示だと少しこってりしかねないし
書だけの展示だと少し地味な印象になりかねないので
その両方が調和されて、ほど良いバランスになったのかもしれません。
(まあ、当然、偶然も味方してくたわけですが)

ポストカードも新作のほとんどを用意し
最終的には200枚以上、売れたのはただただ吃驚です。
大人買いして下さった方も、お気に入りの作品を選んで買って下さった方も
どうも有り難う御座いました。

今は、お越し下さった皆様に感謝の気持ちでいっぱいですが
何となく終わってしまった空虚感を楽しみつつ、少しぼんやりしております。

といいつつ、ちゃんと作業はしていて
お越し下さった方に、もう一度その雰囲気をお楽しみ頂ける様に
そして、残念乍らお越しになれなかった方の為にも
展示の様子を映像にしました。

こちらの映像には、期間は御座いませんし、時間も問いませんので
どうぞお時間のある時に、ごゆるりとご覧下さいませ。


(iPad miniで撮影したので、そんなに画質はよくないですけど)

色々と苦しい事は多かったけれど、個展を開催して良かったです。
次の個展はいつになるのかまったく考えておりませんが
いつかまた皆様にお楽しみ頂ける展示を出来る様に頑張ります。

たくさんの皆様へ。
本当にどうも有り難う御座いました。
(さきちゃんの心配をして下さった皆様にもありがとう!)

鈴木陽風
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早いもので2013年も、お仕舞いですね。
今年も色んな事がありました。

3月には御茶漬海苔先生の単行本「妖怪跋扈」の表紙の題字を書かせて頂きました。
「痛いんです」に引き続き、本当に感謝しております。
こんな機会は滅多にあるものではないですから。
改めまして、御茶漬海苔先生、どうも有り難う御座いました。





深海書のTシャツも作りましたね。
リュウグウノツカイとフクロウナギ、それからメンダコと。
今年は深海ブームだったなあ。色んな深海魚の特集やら書籍やら
とてもわくわくな一年でした。
お買い上げ下さいました皆様、本当にどうも有り難う御座いました!
(またぼちぼち新作も手掛けていきたいな)



そして、6月には古くからの友人がオープンした「中華そば 四つ葉」の幕を
手掛けさせて頂きました。
新規オープンのお店ではかなりの人気店で、そんなお店の幕を書かせて頂き光栄です。
四つ葉の主人に改めて感謝!
そしていつまでもお客様に愛されるお店であります様に!





7月には岸田尚さんとの二人展「共鳴スル差異」がありました。
今年のハイライトはここですね。
展示前、ちょうど仕事も忙しかったし、たくさん嫌な事も受けたし
そんな最中、身内の不幸があって喪主になるわで大変でしたが
それでもやり抜いたことで、かえって自信もつきました。
そういう諸々を言い訳にはしたくなかったので。
これだけ色んな事が起こっても、自分の気持ちさえ折れなければ
何だって出来るのです。

お越し下さった皆様には、最大級の感謝を。
どうもありがとう。
岸田さんにも感謝です。
ものを作る灯火が消えなかったのはこの展示のおかげでした。
そしてカフェ百日紅さんにもとてもお世話になりました。
どうもありがとうございました。






9月にも、百日紅でのグループ展に参加させて頂きました。
DMのデザインから、のぼりやチョコなどのデザインまで(この辺は好き勝手に)
やらせて頂きました。
昭和の怪獣映画の雰囲気のDMはなかなか好評でしたね。
こちらは楽しいグループ展でした。





こうして見ると、今年も色んな事を着実にこなしてますね。
来年も頑張ります。

応援して下さった皆様、今年一年、本当にどうも有り難う御座いました。
また来年も宜しくお願い致します。

それでは良いお年を★
 プロフィール


鈴木陽風

痙攣的な美を大変好む幻想書家。奥深く、欲深く、前後不覚、残りの私の人生をシュルレアリスムに捧げます。

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